今日の症例(犬に噛まれた)
40代女性(左手 犬咬傷)
他人の飼い犬(シベリアンハスキー)に左手を噛まれた。
近くの病院を受診し傷口をテープで固定して閉じ,抗生剤と鎮痛剤が処方された。
痛みが強くなったため,知人から当クリニックを進められて翌日に受診された。

《受傷翌日》
創面は皮膚接合用テープで創面を閉じてあった。
テープを剥がしその部分を押すと中から膿が出てきた。

局所麻酔をしてナイロン糸ドレーンを入れ,その上は膿を吸着させるためにズイコウパッドで被覆した。
(手の甲の部分は青ナイロン糸,手首の部分は手芸用のテグスをこよりにしたもの。特に使い分けはないが,
安価な治療材料に移行するためにテグスでのドレナージをテスト使用した)

《受傷5日目》
痛みもなくなり指も動くようになったためナイロンドレナージは抜き,救急ばんプラスモイストにする。
その後は自宅で交換して様子をみていただく。
※ドレナージはいつまで入れるかだが,夏井先生は痛みがなくなり,腫れてしまった手指が動くようになったら
ドレーンを抜いている。連休を挟むようならば念の為に休みの間はドレーンは抜かないことが多い。
他人の飼い犬(シベリアンハスキー)に左手を噛まれた。
近くの病院を受診し傷口をテープで固定して閉じ,抗生剤と鎮痛剤が処方された。
痛みが強くなったため,知人から当クリニックを進められて翌日に受診された。

《受傷翌日》
創面は皮膚接合用テープで創面を閉じてあった。
テープを剥がしその部分を押すと中から膿が出てきた。

局所麻酔をしてナイロン糸ドレーンを入れ,その上は膿を吸着させるためにズイコウパッドで被覆した。
(手の甲の部分は青ナイロン糸,手首の部分は手芸用のテグスをこよりにしたもの。特に使い分けはないが,
安価な治療材料に移行するためにテグスでのドレナージをテスト使用した)

《受傷5日目》
痛みもなくなり指も動くようになったためナイロンドレナージは抜き,救急ばんプラスモイストにする。
その後は自宅で交換して様子をみていただく。
※ドレナージはいつまで入れるかだが,夏井先生は痛みがなくなり,腫れてしまった手指が動くようになったら
ドレーンを抜いている。連休を挟むようならば念の為に休みの間はドレーンは抜かないことが多い。