今日の症例(乾燥によるひっかき傷)

7歳 男児(乾燥によるひっかき傷)

毎年,この時期になると乾燥していまい引っ掻いてしまうとのことで来院された。

乾燥肌
この時期は乾燥によるひっかき傷で来られる方が多くいます。
そんな時はワセリンによる保湿の指導を行い,

乾燥肌1
ハイドロコロイド包帯を使用。
膝や肘などの部分は被覆材も剥がれやすいため,この上から絆創膏で固定する。

ハイドロコロイド被覆材で被れてしまう方は,ワセリンを多めに塗り,
その上をサポーターで固定(ある程度湿潤環境が保たれる)して治療を行っています。


2018-11-26 : 手荒れ・ひび・あかぎれ : コメント : 0 :

今日の症例(踵のひび割れ)

70代女性(踵のひび割れ)

以前から踵がひび割れていたため,自宅にある軟膏(オロナイン)を塗っていた。
なかなか良くならないため,2ヶ月前に当クリニックを受診された。
その時はハイドロコロイド被覆材を使用して,その後自宅で様子をみていただいた。
ハイドロコロイド被覆材を貼っていると踵が短期間でキレイになるため,再度欲しいと希望されて来院された。

治療材料:デュオアクティブET(コンバテック)

症例1
《2ヶ月目》
ハイドロコロイド被覆材を貼るとツルツルした皮膚になって良いが,皮が剥けてしばらく経つとまたひび割れてくるとのこと。

症例2
デュオアクティブETを使用する。
毎日交換すると剥がす時に皮が引っ張られて出血してしまうため,ハイドロコロイド被覆材が自然に剥がれるまで貼りっぱなしにし,それを数回繰り返しツルツルとした皮膚になったら,乾燥予防のためにワセリンを1日数回塗っていただくように説明する。

ハイドロコロイド被覆材と同時にワセリンを使用すると,ハイドロコロイド材が剥がれてしまうのでそれぞれ単独で使う方がよい。

症例3
その上は踵保護カバーなどで覆っていただく。


2018-11-12 : 手荒れ・ひび・あかぎれ : コメント : 0 :

今日の症例(口角炎)

70歳 女性(右口角炎)

H30年3月から右口角が赤くなったため,皮膚科を受診して軟膏(不明)を処方されたが良くならなかった。
かかりつけの内科に相談してヒルロイドソフト,アズノール軟膏,ボアラ軟膏を塗っていたが全く改善しなかった。
徐々に痛みで口が開けられなくなってきたので,近くにある当クリニックを受診された。

今日の症例
【医師の説明】
口角の炎症があり,表面がただれています。
傷を治すシートを使って治療していきます。
界面活性剤入りの歯磨き粉は刺激になるので使用はやめ,ノンフォーム歯磨き粉に切り替えるといいでしょう。

35.png
ハイドロコロイド包帯を使用する。
貼った直後から痛みがなくなり口が開けられるようになったとのこと。
その後,自宅で様子をみていただく。
2018-10-03 : 手荒れ・ひび・あかぎれ : コメント : 0 :

今日の症例(皮膚炎)

60代 女性

5歳の頃,こたつの炭で右足にヤケドを負った。
その傷跡を掻き壊してしまったので,自宅にあったハイドロコロイド包帯を貼っていたが治らないとのことで
受診された(数ヶ月前に受診していた)。持病なし。

擦過傷1

擦過傷2

ハイドロコロイド包帯を使用しても治っていない。
創面の水分バランスの問題を考え,プラスモイストに変更してみる。

擦過傷3
 《3日後》
新しい皮膚が覆っている。
傷が治りにくい場合は治療材料を変更してみると変化がみられることがある。

2018-09-18 : 手荒れ・ひび・あかぎれ : コメント : 0 :

今日の症例(手指の爪郭部,爪根部の皮膚潰瘍)

51歳 男性

1年前に右母指の爪のわきが腫れて膿が出た後,爪が変形した。
近くの皮膚科で軟膏が処方されたが治らないため,当クリニックを受診された。

【医師の診断】
右母指爪郭部,爪根部の皮膚潰瘍

【医師の説明】
爪の周囲の皮膚が長いこと消毒や軟膏などで痛めつけられているため,爪を以前の状態に戻すことは期待できません。
痛くなったらハイドロコロイド包帯を貼って様子をみていくしかないでしょう。
膿が溜まってしまった時は膿を出す処置が必要になりますので,その時はクリニックに来て下さい。

治療材料:ハイドロコロイド包帯

1.png
※不明瞭ですみません。
爪上皮と爪根部が生着していない。
水を使う仕事(寿司職人)をしているため,年中痛みを伴い,時に赤く腫れてしまうと。

65.png
ハイドロコロイド包帯を使用。
貼った直後から痛みは消失したとのこと。

2018-06-06 : 手荒れ・ひび・あかぎれ : コメント : 0 :
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プロフィール

moisttherapy

Author:moisttherapy
湿潤治療に魅了されて数十年。
病院に来た患者さんや家族を笑顔にしてお帰したい,そんな思いで今も治療にあたっています。日々,患者さんに教えていただくことを綴っていきたいと思います。

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