患者さんの工夫(子供が治療材料を剥がさない工夫)

1歳女児(前胸部Ⅲ度熱傷)

テーブルに置いてあったお茶の入った水筒を引っ張って落としてしまい,顔,胸,お腹にヤケドを負った。
市立病院に入院してアズノール軟膏+モイスキンパッドで治療していたが,受傷から10日程経った頃に
皮膚移植が必要だと説明されたため,移植しない病院を調べて当クリニックに来院された。

お茶による熱傷
《受傷13日目 当クリニック来院時》
顔にはハイドロコロイド包帯を貼っていたが,数日で皮膚の再生が見られる。
前胸部にはズイコウパッド+ワセリンで現在も治療をおこなっている。


自着性伸縮包帯
前胸部の治療材料を剥がしてしまうとのことで,お母さんのひと工夫。
ズイコウパットを絆創膏でとめ,肌着を着せてその上から自着性伸縮包帯で固定していた。

2018-12-19 : 固定の仕方 : コメント : 0 :

患者さんのひと工夫

60代 女性(右大腿前面Ⅱ度熱傷)

ポットに熱湯を入れようして手を滑らせ,右太ももにヤケドを負った。
当日はラップで応急処置はしたが(以前から湿潤治療については知っていた),
その後の治療をどうしたらいいのか分からず翌日に当クリニックを受診された。

工夫4
《受傷7日目》
周囲のピンクの部分は既に新しい皮膚が出来ている。

  工夫2
治療にはズイコウパッド+ワセリンを使用し,その上をネット包帯で固定していたが,

工夫
ネット包帯による締め付けや皮膚のかぶれができ,そちらの症状が苦痛となってしまった。

そこで,患者さんのひと工夫。
ネット包帯の代わりに 「シルク コットンレッグウォーマー」を使用してズイコウパッドを固定していた。
レッグウォーマーは厚みがあるのでクッションとなり,傷を優しく包み込んでくれる感じで快適に過ごせるとのこと。

※使い古しのレッグウォーマーの方が締め付けが少なくいいそうです。

2018-09-21 : 固定の仕方 : コメント : 0 :

治療材料の固定(ネット包帯)

治療材料の固定
2018-07-02 : 固定の仕方 : コメント : 4 :

患者さんのひと工夫(治療材料の固定)


太ももは治療材料が下にズレてしまうことがある。
そのため,よだれ掛けなどでよく使われるスタイクリップにひと工夫。

ひと工夫患者さんの
スタイクリップのクリップ部分と手芸用の紐を組み合わせて作成。

患者さんのひと工夫2
サスペンダー方式(紐は肩に斜め掛けにして)で固定していた。

2018-06-05 : 固定の仕方 : コメント : 2 :

今日の工夫(ハイドロコロイド被覆材を絆創膏の代わりに使用する)

86歳男性
歩行時に転倒してしまい,近くにある当病院を受診された。
(受傷時の写真は出血がひどいために掲載しません)

【医師の診断】
顔面裂挫創。

治療材料:プラスモイスト,ハイドロコロイド包帯。

2応用
眉間部と眼瞼部は裂創があったため縫合する。その周囲に擦過傷あり。
縫合部分に小さくカットしたプラスモイストを当て,その周囲の擦過傷部分にハイドロコロイド包帯を貼り固定する。

応用1
受傷10日後。

2018-05-25 : 固定の仕方 : コメント : 0 :
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プロフィール

moisttherapy

Author:moisttherapy
湿潤治療に魅了されて数十年。
病院に来た患者さんや家族を笑顔にしてお帰したい,そんな思いで今も治療にあたっています。日々,患者さんに教えていただくことを綴っていきたいと思います。

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