今日の症例(キズ消臭シート)
60代女性(糖尿病性壊疽)
10年前より糖尿病の指摘を受けて,内服薬で治療を受けていた。
2019年6月下旬,左足趾が黒くなってきて痛みが強くなり,近くの大学病院に救急搬送される。
そこで足の切断が必要であると説明されたため,不安になり当クリニックを受診された。
(大学病院での下肢の動脈の検査では血流は大丈夫とのこと)。
その後,左第3趾,4趾の壊死組織を切除して,ズイコウパッドで治療を継続中(写真はありません)。
壊死組織が融解するこの時期,夏場の暑さも相まって特有な臭いが一番気になる。
そんな時は,消臭シートの出番!!

まず治療材料を当て,その上から消臭シートで覆い,

抜けないようにネットなどで押さえて使用していただく。
キズ消臭シートについて(ズイコウメディカル)
10年前より糖尿病の指摘を受けて,内服薬で治療を受けていた。
2019年6月下旬,左足趾が黒くなってきて痛みが強くなり,近くの大学病院に救急搬送される。
そこで足の切断が必要であると説明されたため,不安になり当クリニックを受診された。
(大学病院での下肢の動脈の検査では血流は大丈夫とのこと)。
その後,左第3趾,4趾の壊死組織を切除して,ズイコウパッドで治療を継続中(写真はありません)。
壊死組織が融解するこの時期,夏場の暑さも相まって特有な臭いが一番気になる。
そんな時は,消臭シートの出番!!

まず治療材料を当て,その上から消臭シートで覆い,

抜けないようにネットなどで押さえて使用していただく。
キズ消臭シートについて(ズイコウメディカル)
キズ消臭シートの固定について
湿潤治療を行っていると,「あせも」と「特有な臭い」が気になると患者さんから言われます。
その臭いの原因を説明したうえで,臭いが気になる時はキズ消臭シート(ズイコウメディカル)をオススメしています。
キズ消臭シートは汚染(浸出液や血液など)があった時は新しく交換していただいていますが,
使用方法によっては数週間使用が可能です。

今までは治療材料の上にキズ消臭シートをのせて,医療用テープで固定して下さいと説明していましたが,

医療用のテープを貼った部分を剥がした時にボロボロになってしまい,数日しか使用出来なかったとの声がきかれたため,

関節など動きが少ない部分に関しては,消臭シートを包帯やネット包帯などで押さえて使用していただいてます。
このように使用すると数週間使用できるので,臭いも無くなりお財布にも優しいと大変喜ばれております。
※動きがある部分は数箇所テープで固定したほうがズレません。
その時は極低刺激テープや医療用フィルムを使用するとボロボロすることなく使用できます。
キズ消臭シートについて