今日の症例(術後の傷跡のピリピリした痛み)

50代 女性(右大腿外側の潰瘍形成と傷跡のピリピリした痛み)

H30年10月に近医で右大腿部の人工股関節置換術を受けた。
2ヶ月後,傷口が痛くなったため主治医に相談し,切開して内側に縫っている糸を抜糸したが,
傷口がなかなか塞がらないため心配になり当クリニックを受診した。

傷跡の痒み1
一箇所,小さな潰瘍があった。
縫合糸膿瘍と思われるがセッシでも糸が触れなかったため,ハイドロコロイド包帯を使用して様子を見ることにする。

傷跡の痒み2
※不明瞭ですみません
傷跡がピリピリする部分にはハイドロコロイド包帯をしばらく貼ると衣服が擦れることがなくて生活しやすい。

2019-01-22 : キズ跡 : コメント : 0 :

今日の症例(顔面擦過傷)

50代 男性(転倒による顔面擦過傷)

お酒を飲んだ後に転倒して顔を擦りむいてしまった。
近くの皮膚科を受診して抗生剤と消毒で治療されたが心配になって調べて当クリニックに来院された。
受診当日,ハイドロコロイド包帯を使用して治療していたが,剥がす時の創面の刺激が心配だと相談があった。

剥がす時の刺激3
《受傷8日目》

60剥がす時の刺激
そんな時は,まずプラスモイストを創面にのせて,ハイドロコロイド包帯を絆創膏代わりに使用すると
刺激が少ないことをお伝えした。
2019-01-16 : 擦過傷 : コメント : 0 :

今日の症例(左足くるぶし 床ずれ)

20代 女性(左足外果 褥瘡)

生来二分脊椎。
H29年4月に左足に褥瘡ができ,大学病院でプロスタンディン軟膏が処方されて治療していたが治らないとのことで
同年10月に当クリニックを受診される。ズイコウパッドにて治療を開始。傷口は閉じたが,3ヶ月後に同じ部位が腫れてきたので
滑膜様の組織を切除する。現在もズイコウパッドで治療中。

褥瘡 二分脊椎7
《H29年4月 受診時》

褥瘡 二分脊椎1
《H29年7月23日》
傷口が閉じた。 治療終了。

~H30年10月に創面の腫れと赤みが出てきたため切開する~

褥瘡 二分脊椎9
《H30年12月 切開後2ヶ月目》

褥瘡 二分脊椎8
装具が当たることによりズイコウパッドが破れてしまうため,摩擦の加わる部分をガムテープで補強して治療を行っている。

2019-01-11 : その他 : コメント : 0 :

今日の症例(電気ストーブによる低温熱傷)

30代女性(左側腹部Ⅰ度熱傷)

背中が寒かったため電気ストーブを使用してテレビを見ていたところ(2時間程度),突然脇腹が痛くなった。
当日はオロナインを塗って様子をみていたが,翌日に脇腹をみると皮膚の色が変わっていたので心配になり
当クリニックを受診された。

温熱性紅斑
《受傷1日目》
網目状に色素沈着がある。
ピリピリした痛みがあるとのこと。

【医師の説明】
これは温熱性紅斑といって,同じところに熱が加わったことによる軽い低温熱傷です。
ピリピリした痛みにはワセリンを塗って保護するのがいいでしょう。
痛みがなくなったら軟膏は不要です。
網目状の色素沈着は,時間と共に薄くなっていくので様子を見ていきましょう。

2019-01-09 : 熱傷 : コメント : 0 :

今日の症例(床ずれの跡がピリピリする)

70代 男性(左大転子部褥瘡瘢痕部の痛み)

左向きになって寝る習慣があり,以前,床ずれができてしまった。
時々,その部分がピリピリするとのことで相談があった。

褥瘡跡1
創面の乾燥(一部軽度挫滅あり)による痛みと,横になった時の圧迫による摩擦があると評価した。

褥瘡2
このように皮膚が再生した瘢痕上皮は脆弱であることから,痛みがあるうちはハイドロコロイド被覆材で保護するとよい。
被覆することで,硬い組織も軟化してしっかりとした組織になっていく。

2018-12-25 : その他 : コメント : 0 :
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プロフィール

moisttherapy

Author:moisttherapy
湿潤治療に魅了されて数十年。
病院に来た患者さんや家族を笑顔にしてお帰したい,そんな思いで今も治療にあたっています。日々,患者さんに教えていただくことを綴っていきたいと思います。

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