医療はサービス業


飲食店に行く機会が増えると,また行きたいお店と1度行けばいいかなと思うお店があります。

その違いを考えてみると,
1,来店してから帰るまでこちらが気持ちよく食事と会話を楽しむことができる。
2,食事をする以外での満足感がある。

1に関しては,お店の方がお客さんの状況を読みながら先回りした対応ができているといえます。
混み合った時間帯でも声を掛けると直ぐに対応してくださるとこちらも気持ちがいいものです。
逆に次の料理やお酒がなかなか運ばれてこなかったりすると,そちらに意識が取られてしまい
その時間をゆっくり楽しむことができません。

2に関しては,食事をすること以外のサプライズ的な満足感です。
以前に行った飲食店では,コースに糖質料理があったので糖質類は食べませんので結構ですと話すと,
それでしたら他の料理に変更か,ボトルワインを1本でどうでしょうか?との提案をいただきました。
こちらの一方的な事情に対して,それを上回るサービスをいただいたことがとても嬉しく,
色々な方にこのお店を教えてあげようという気持ちになりました。

病院も同じだといえます。
クリニックに来て直ぐに対応してくれた。待ち時間に関して声を掛けてくれた。
治療のこと以外でもちょっとした情報が得られたなど,そのサービスがまたあのクリニックに行こう,
知り合いに教えてあげようという行動に繋がっていくと思います。
患者さんが来てくれるのが当たり前の時代から,病院はサービス業と思考を変えて
患者さんのためにこちらが努力する時代がきています。

これからもサービス業に徹してお仕事をさせていただきますので,
患者さんや家族の皆様,何でも気軽におっしゃって下さい。

2019-01-23 : その他 : コメント : 0 :

今日の症例(術後の傷跡のピリピリした痛み)

50代 女性(右大腿外側の潰瘍形成と傷跡のピリピリした痛み)

H30年10月に近医で右大腿部の人工股関節置換術を受けた。
2ヶ月後,傷口が痛くなったため主治医に相談し,切開して内側に縫っている糸を抜糸したが,
傷口がなかなか塞がらないため心配になり当クリニックを受診した。

傷跡の痒み1
一箇所,小さな潰瘍があった。
縫合糸膿瘍と思われるがセッシでも糸が触れなかったため,ハイドロコロイド包帯を使用して様子を見ることにする。

傷跡の痒み2
※不明瞭ですみません
傷跡がピリピリする部分にはハイドロコロイド包帯をしばらく貼ると衣服が擦れることがなくて生活しやすい。

2019-01-22 : キズ跡 : コメント : 0 :

よくある質問(なぜキズは石鹸で洗ってはいけないのか?いつから洗えるのか?)

石鹸洗浄してはいけない理由・・
2019-01-21 : 傷口の洗い方 : コメント : 0 :

今日の症例(顔面擦過傷)

50代 男性(転倒による顔面擦過傷)

お酒を飲んだ後に転倒して顔を擦りむいてしまった。
近くの皮膚科を受診して抗生剤と消毒で治療されたが心配になって調べて当クリニックに来院された。
受診当日,ハイドロコロイド包帯を使用して治療していたが,剥がす時の創面の刺激が心配だと相談があった。

剥がす時の刺激3
《受傷8日目》

60剥がす時の刺激
そんな時は,まずプラスモイストを創面にのせて,ハイドロコロイド包帯を絆創膏代わりに使用すると
刺激が少ないことをお伝えした。
2019-01-16 : 擦過傷 : コメント : 0 :

よくある質問(湿潤治療といわれたがガーゼで処置をされた)

ガーゼ40
2019-01-15 : 湿潤治療 : コメント : 0 :

今日の症例(左足くるぶし 床ずれ)

20代 女性(左足外果 褥瘡)

生来二分脊椎。
H29年4月に左足に褥瘡ができ,大学病院でプロスタンディン軟膏が処方されて治療していたが治らないとのことで
同年10月に当クリニックを受診される。ズイコウパッドにて治療を開始。傷口は閉じたが,3ヶ月後に同じ部位が腫れてきたので
滑膜様の組織を切除する。現在もズイコウパッドで治療中。

褥瘡 二分脊椎7
《H29年4月 受診時》

褥瘡 二分脊椎1
《H29年7月23日》
傷口が閉じた。 治療終了。

~H30年10月に創面の腫れと赤みが出てきたため切開する~

褥瘡 二分脊椎9
《H30年12月 切開後2ヶ月目》

褥瘡 二分脊椎8
装具が当たることによりズイコウパッドが破れてしまうため,摩擦の加わる部分をガムテープで補強して治療を行っている。

2019-01-11 : その他 : コメント : 0 :

今日の症例(電気ストーブによる低温熱傷)

30代女性(左側腹部Ⅰ度熱傷)

背中が寒かったため電気ストーブを使用してテレビを見ていたところ(2時間程度),突然脇腹が痛くなった。
当日はオロナインを塗って様子をみていたが,翌日に脇腹をみると皮膚の色が変わっていたので心配になり
当クリニックを受診された。

温熱性紅斑
《受傷1日目》
網目状に色素沈着がある。
ピリピリした痛みがあるとのこと。

【医師の説明】
これは温熱性紅斑といって,同じところに熱が加わったことによる軽い低温熱傷です。
ピリピリした痛みにはワセリンを塗って保護するのがいいでしょう。
痛みがなくなったら軟膏は不要です。
網目状の色素沈着は,時間と共に薄くなっていくので様子を見ていきましょう。

2019-01-09 : 熱傷 : コメント : 0 :

「なつい式湿潤療法®」が商標登録されました。


今年は新年から嬉しい報告がありました。
夏井先生が確立された治療が12月14日に「なつい式湿潤療法®」として商標登録されたのです。

1996年に夏井先生が秋田の病院で治療を始めてから今日に至るまで,様々な方がこの治療に携わっていると伺っていました。
湿潤治療を行うことを快諾して下さった患者さん,そして関わった看護師さん,全国で治療を始めて下さった先生方など
初期に湿潤治療の普及に尽力した方々に一番に報告をさせていただきたい思いです。

私は2003年から湿潤治療に関わっていますが,夏井先生は周囲からどんな意見があっても基本理念を変えませんでしたし,
先生が地道に活動してきたこの治療が「なつい式湿潤療法®」として世に出たことがとても感慨深い気持ちです。

「なつい式湿潤療法®」を多くの患者さんが安心して受けられるよう,今後も看護師の立場でお手伝いしていきたいと思います。

2019-01-08 : その他 : コメント : 0 :
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プロフィール

moisttherapy

Author:moisttherapy
湿潤治療に魅了されて数十年。
病院に来た患者さんや家族を笑顔にしてお帰したい,そんな思いで今も治療にあたっています。日々,患者さんに教えていただくことを綴っていきたいと思います。

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