今日の症例(右腕広範囲のⅢ度のヤケド)

50代女性(右上腕Ⅲ度熱傷)

コンロの火が衣服に引火して右腕にヤケドを負った。
近医を受診していたが,皮膚移植が必要だと言われたため他院を受診。
他院ではフィブラストスプレーを使用し治療していたが,痛くなったため不安になり当クリニックを受診された。
受診当初(受傷1ヶ月後)は5%程度。
当クリニックではズイコウパッドとワセリンで治療開始。楽になったとの言葉が聞かれる。

症例145
《受傷93日目》
受傷後,2ヶ月程度経過した頃より,動かすと特に痛みがあるとの声が聞かれた。
確認すると一部,固着した部分があった(浸出液の量の変化によりこのような時期がある)。
このように創面がプクプクとしてくると痛みを言われる方が多いため,食品用ラップやプラスモイストとズイコウパッドを使用し
様子を見たが痛みは変わらなかった。

キシロカインゼリー
そのため,キシロカインゼリーを少量足して使用することにした。

症例240
ズイコウパッド+ワセリン+少量のキシロカインゼリーを創面に当てたところ,痛みが楽になり眠れるようになったとのこと。

※注意:キシロカインゼリーは,ショック,意識障害などの副作用があるため,使用には注意が必要です。
     必ず医師の指示のもと使用するようにして下さい。

2018-11-20 : 熱傷 : コメント : 0 :
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moisttherapy

Author:moisttherapy
湿潤治療に魅了されて数十年。
病院に来た患者さんや家族を笑顔にしてお帰したい,そんな思いで今も治療にあたっています。日々,患者さんに教えていただくことを綴っていきたいと思います。

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