患者さんのひと工夫(自分で背中にパッドを当てる工夫)

60代男性

背中にある粉瘤が腫れてきたので近くの病院を受診したが,消毒とガーゼの病院だったため,当クリニックに来院された。

【医師の診断】:背部粉瘤

治療材料・・・ズイコウパッド

患者さんの工夫①
背中の治療材料を自分で交換しなければいけないために,交換の仕方を工夫をされていた。

まず,ズイコウパッドの端をパンチで穴を開け,そこにビニール紐を通し,全周にテープを貼り準備する。
ビニール紐の端を持ち,自分で定めた高さ(背中のキズに当たる位置)に合わせ,背中を壁に押し当て事前に付けていたテープで固定し交換したとのこと。
2018-05-02 : 固定の仕方 : コメント : 3 :
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No title
患者さんの素晴らしい発想に脱帽ですね。参考になります。
2018-05-07 08:20 : シャンシャン URL : 編集
背中へのラップ
ズイコウパットではなく、ラップを一人で背中に貼りたい場合、上手くいく方法は有りますでしょうか?

私も一人で処置しなければいけない為、背中へのラップ貼付が困難です。
2019-02-13 06:29 : 独居男性 URL : 編集
Re: 背中へのラップ
独居男性様

質問ありがとうございます。
返信が遅くなってすみません。

一人で背中に治療材料や湿布を貼るのは大変ですよね。
夏井先生からもお話があったかと思いますが,野菜用の薄いラップを2枚重ねると比較的貼りやすくなります。
または,タンスなどを利用して(ラップを引き出しに挟む)貼ってみるのはどうでしょうか?
ある患者さんは床にラップを敷いてそこに寝るという方法を取られた方もいらっしゃいます。
2019-02-15 13:11 : moisttherapy URL : 編集
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プロフィール

moisttherapy

Author:moisttherapy
湿潤治療に魅了されて数十年。
病院に来た患者さんや家族を笑顔にしてお帰したい,そんな思いで今も治療にあたっています。日々,患者さんに教えていただくことを綴っていきたいと思います。

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